共同浴場(きょうどうよくじょう)とは、主に温泉地に存在する、地元の人々が管理する温泉を利用した浴場。広義では公衆浴場も含まれる。共同湯(きょうどうゆ)ともいう。料金はそれぞれの施設が定めており、主に清掃協力金などの名義で徴収している。露天風呂は、上記の利用形態に準じている場合でも、「共同浴場」と呼ばれることはあまりない。但し南紀白浜温泉の崎の湯の様に、共同浴場として扱われる露天風呂も存在する。
なお、温泉が存在しない地域でも、銭湯などがない場所では集落の風呂として共同浴場が戦後まで存在した地域もある。但しこちらは家庭風呂の普及とともに姿を消している。
古くからの比較的規模の大きい温泉地には、共同湯が必ずといっていいほどあり、観光客や地元の人たちに利用されるなど重要な観光施設の一つとなっている。多くは、温泉街の中心にあり、温泉地のシンボルともなっている。なかには複数の共同浴場を持つ温泉地もある。複数共同浴場を持つ温泉地では、外湯巡りを温泉地の名物とするところも多い。例えば、共同温泉、協同温泉、市営温泉、外湯などの施設が、ジモ専も含めると数百ヶ所もある別府温泉では、それらの施設を88カ所巡って温泉名人認定を目指す別府八湯温泉道というイベントがある。
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施設の管理は、地元の管理組合で行っているものが中心である。野沢温泉ではこの管理組合のことを『湯仲間』と呼ぶ。管理組合に加入している家は、浴場の管理を当番制で担当することが多い。常に管理担当人が常駐できるわけではないので、入浴料金は徴収箱に入れたり、近隣の商店で支払ったりする。管理人不在の場合無銭入湯をされる場合もあり、それを嫌って共同浴場の入り口に鍵をかけ、鍵の貸し出しをもって入浴料徴収を行うケースもある。
規模の大きい共同浴場では、自治体が管理を行ったり、専任の管理組合を設立している。そのような場合、建物は休憩所など様々な設備を備えたものに改装されていることが多く、実態は公衆浴場に近いと言える。